承認欲求
自分は「スゴい」とみんなに思われたかったのだ。「スゴい」と思われたいから勉強してきたし、テストでは点数をとりに行ったし、イベントには積極的に参加してなにか有益な経験を積もうとしてきた。自分の存在理由みたいなものを何かしらの優劣から見出そうとしていたのかもしれない。
実際、周りの同年代、もしくは年齢がひとまわり上の大人まで、何者かとして他人から評価されることを目標に頑張っている人は沢山いるように感じる。「何者かになって認められる」ことが目標なのではなく、それは何かに打ち込んで得られた副産物にすぎないはずだ。勉強することや研究することに好きだという予感を持ち続けたいものだ。
価値づけの基準を外部に委託するのは義務教育期間までだと私は思っているので、成人後にまで自分の価値づけを外部に委託している人を見ると後ずさる。お母さんに叱られないことが何より大切な人とか、恋愛の相手を神さまみたいにしちゃう人とか、男性同士の関係の中での評価に盲目的な人とか。
— 槙野 さやか (@kasa_sora) August 26, 2020